●先進のC-MOSイメージセンサーの採用

　撮像素子には先進のC-MOS（Complementary Metal Oxide Semiconductor）イメージセンサーを採用しました。CCDイメージセンサーに比べ、光の強弱によるスミアやブルーミングなどの発生が原理的になくなり、消費電力も格段に抑えることができます。小型の筐体に内蔵されたバッテリーで、約3時間の必要にして十分な連続録画を実現しています。

●高画質動画のQuadVGAモードを搭載

　本機は標準動画モードVGA（640×480）と、高解像度での動画撮影が可能なQuadVGA（1280×960）のふたつの動画モードを提供しています。

※QuadVGAモードの高解像度設定は、ソフトウエアにより解像度をアップさせたものです。VGAモードで動画をご覧になる場合に比べ、わずかにコマ落ちしたように見えますが故障ではありません。

●クイックレスポンス＆イージートゥユース

　調査・捜査機器に求められる重要な要素の一つに、 撮り手のセンスに限りなく追随できること・・・・が挙げられます。PC-300は、撮り手の経験値とともに成長し、撮り手の思考や感性になくてはならないものとしての一体感を齎します。確実な応答性能と徹底的に無駄をそぎ落とした操作性は、まさにクイックレスポンス＆イージートゥユースを具現化しています。使い込めば使い込むほど撮り手のセンスをより引き出すでしょう。

●操作ミス防止に強力な味方バイブレーション機能搭載

　本機には、本体の動作確認を感覚的かつ確実に行うためのバイブレーションシグナル機能が搭載されています。電源ON/録画スタート/フォト撮影/電源OFFそれぞれの各アクション、そして電池容量が規定の残量に達したときバイブレーションにて振動でお知らせします。
　 PC-300H操作時に 電源が確実に押し込まれたか、録画はスタートしたかなどがバイブレーションの振動で把握できます。本体バックサイドのLED表示の確認が容易ならざるときに非常に便利に活用できます。

※　本製品の電源停止の状態から録画を開始する場合、本体の電源を投入して録画スタンバイをお知らせするバイブレーションの発動が終了するまでの間には若干のインターバルがあり、その間は録画操作はできません。バイブレーションシグナルの終了を確認後、録画をスタートさせてください。
※バイブレーション機能による振動は電源ON/録画スタート/フォト撮影/電源OFF等の各アクションが確定されてからの発動となります。録画をする場合、撮影映像の頭の部分にバイブレーションの振動音が僅かに録音されますが故障ではありません。

●スナッピングに対応

　PC-300Hは、デジタル動画だけでなくスナッピング撮影にも対応しています。本体のシャッターボタンを押し込むだけで簡単に静止画の撮影ができます。画像ファイル形式はJPEG。

●マイク搭載

　本体に小型のマイクロフォーンを内蔵。映像だけでなく、PCMデジタル記録による音声同時録音も可能です。音声情報が付与されることで、映像はよりリアルに再現されます。

●USB2.0 Hi-Speed

　USB2.0 Hi-Speedに対応。転送スピードが速く快適です。MAX480Mbps（理論値）の高速データ転送で、ストレスなくあっという間にパソコンへのデータ転送が完了します。

●タイムインサート機能

　PC-300Hは、捜査・調査において必須の機能である日付写し込み機能を搭載。撮影された映像または画像の信頼性が更に高くなります。

●ビデオコーデックにM-JPEG

　ビデオコーデックには、再生効率の非常に高いM-Jpeg（モーションジェイペグ）を採用しています。ＭＰＥＧ（エムペグ）圧縮方式に比べ、ハードあるいはソフトの両面においてマシンパワーに頼ることなく、滑らかな動画の再生を齎します。コンテナはAVI形式となります。

※　本機にて録画した映像を再生する場合は、WindowsXP以降のパソコンが必要になります。

※動作LED�@�A（青、赤、黄緑）の表示状態
動作LED�@：電源ON→青点灯/電池残量警告→青点滅/録画中→赤点灯
動作LED�A：充電中→黄緑点灯/充電完了→消灯

注意1：本製品はパソコンとの連携使用を前提としています。PC環境のない場合、本機にて録画した映像を再生することはできません。
注意2：本製品をご使用になる場合、MicroSDカードが本体に装着されてる必要があります。電源を入れる前に必ずMicroSDカードを挿入してください。MicroSDカードが入っていない状態では操作できません。
注意3：本製品の電源OFFの状態から電源を投入して最初に録画を開始する場合、電源のONをお知らせするバイブレーションまでの間は録画操作はできません。バイブレーション発動の終了後に録画をスタートさせてください。また、そのインターバルを考慮の上、録画を開始してください。
注意4：バイブレーション機能による振動は、各アクションが確定されてからのシグナルとなりますので、録画をする場合、撮影映像の頭の部分にバイブレーションの振動音が僅かに録音されますが、故障ではありません。
注意5：本製品のタイムインサート機能は解除できません。
注意6：本製品をUSBケーブルにてPCと接続した場合USBストレージクラスとして認識されますが、本機で録画したデータをPCに転送する目的以外は、リムーバブルメモリのようにご使用にならないで下さい。
注意7：本製品に付属のキーもしくはストラップ等を取り付けた状態で、キーやストラップの部分で持ち歩いたり振り回したりしないで下さい。本体が引っ張られたりするとカバーから本体が外れて落下します。
注意8：本製品に付属するMicroSDカード以外は、動作の確認はしておりません。