光学製品 - ポリスビデオ700HC
ポリスビデオ700HC
  希望小売価格:110,000円(税込)
 

 ポリスビデオ700HCは、記録媒体にSDメモリーカードを採用した、小型のデジタル・ビデオ・レコーダーです。
 警察機関や捜査・調査機関からユニークなシリーズとして好評を頂いているプロ用カムフラージュCCDカメラSVR41シリーズに完全対応していますので、録画・再生という最も基本的な機能はもちろんのこと、情報収集時における録画装置としての細かな配慮を「使い勝手」という撮手のニーズとしての必然性を、フィードバックしてふんだんに散りばめています。
 オプションの有線リモコンを使用することにより、汎用の12V小型CCDカメラとのマッチングを格段に向上させると同時に、SVR-41シリーズ使用時における一つのシステムの完成型として提案いたします。

※こちらの商品は販売が終了しております。 
※PV-700HCのサポ−トは終了いたしました。

 

 
 
 
コンパクトなボディに高画質記録  

 外形寸法95×57×25mmのコンパクトボディに、高性能・高画質を凝縮しました。

PV700HC
手のひらサイズのボディに、高画質を凝縮。専用設計チップによるハードウェア圧縮で高速変換。
 

●世界標準フラッシュメモリ型SD/SDHCカードを採用

 映像の記録媒体には、大容量データのシビアな高速転送が要求されるため、実績のあるSDメモリーカードを採用しました。もちろん、高速で大容量のSDHC(SD High Capacity)規格に対応しています。

注意1:2008/10月現在で、搭載可能最大容量は16GBまでとなっています。
注意2:SDメモリーカードは付属しません。
注意3:動作確認済みメディアについては、Transcend社製、A-DATA社製、東芝社製です。

 
※SD/SDHCカード容量別録画時間※
録画画質
2GB
4GB
8GB
Medium(640*480,30fps)
1時間24分
3時間19分
6時間48分
最高(720*480,18fps)
2時間8分
4時間13分
8時間37分
良(320*240,30fps)
3時間03分
6時間58分
24時間21分
 
注意1:上記録画時間はあくまでおよその目安としてお考え下さい。
注意2:動画ファイルは40分単位にて自動分割生成されます。ファイル生成時に発生するタイムラグは約11〜12秒ほどです。本機にて自己再生をした場合は連続再生が可能です。
 

簡単操作で瞬時に録画

 本体側面にある録画スイッチ(OFF/ON/REC)をREC側にスライドさせれば、すぐに本体が自動起動し録画がスタートします。録画までの面倒なメニュー操作がいらず、その瞬間を逃しません。

注意: 電源投入からの録画のスタートまでには、多少のタイムラグがあります。そのラグ・タイミングを考慮のうえ撮影をスタートさせてください。

 
 
SVR-41シリーズで真価を発揮するADR  

 SVR-41シリーズ専用のカメラダイレクト接続端子(5V)の実装により、高画質カムフラージュ型CCDカメラSVR-41シリーズの接続にはケーブル1本でシステムが完結し、そして「撮ること」、すなわちADR(アドバンスト・デジタル・ビデオレコーダー)としての、その真価と実力を十二分に発揮することができるでしょう。
 カメラ側の電源をポリスビデオ700HC本体から供給することで、SVR-41シリーズの実力をフルに引き出すことに加え、他に類を見ないユニークなカメララインアップから使用目的に応じて贅沢な選択肢の中から最善のパートナーをチョイスでき、ポリスビデオ700HCを究極のADR(アドバンスト・デジタル・ビデオレコーダー)として使用することができます。

注意: ポリスビデオ700HCに対応するSVR-41シリーズカメラは、SVR-41N/SVR-41Versatile/SVR-41Rescue/SVR-41NT/SVR-41CAP/SVR-41HF/SVR-41HB/SVR-29/SNK-41です。

ボタン型のCCDカメラSVR-29との接続例。本機の真価は、SVRシリーズと組み合わせることで最大限に発揮できる。

 
●12V小型CCDカメラに対応、さらに機動力アップ
 

 使用頻度の高い12V駆動の小型CCDカメラに、付属の専用ケーブル(モノラル音声対応)を使用することで、SVR-41シリーズ同様にPV700HC本体からの電源の供給が可能です。これにより、カメラ側の非常に煩雑になりがちなバッテリーが不要となり、スマートなシステム構築ができます。

注意:アナログカメラの場合映像信号に多少の振れ幅がありますので、すべての12Vカメラの動作を保証するものではありません。また、消費電流の著しく多いカメラの場合は、安定動作はいたしません。

付属する汎用12VCCDカメラ用のAVケーブル。このケーブルで、本機本体からカメラ側へと電源が供給可能だ。
 
視認性に優れた大型液晶ディスプレーの採用  

 撮影データの確認は、撮影中も撮影後も最も大切。
ポリスビデオ700HCは、応答速度や視野角、解像度に非常に優れる2.37インチの大型TFT液晶モニターを採用しています。2.37インチという大型のサイズとあいまって、非常に滑らかで美しい自然な発色を実現しました。

ポリスビデオ700HCに採用されるLCDは、発色が良く視認性の高い液晶モニター。
※画面はハメコミです。作例はPV700HC+SVR29での撮影です。
 
 

●Photo生成(ビデオキャプチャー)機能の提供

 撮りためた動画から気になったベスト・シーンを写真として保存できる、Photo生成(ビデオキャプチャー)機能を搭載。お気に入りのベストショット集や、決定的な証拠シーンだけを集めたりと、簡単に写真として切り出せます。

注意1:静止画の画質を優先したい場合は、録画時の画質設定を「最高」にて録画してください。
注意2:生成される静止画の解像度は、録画時に設定したビデオの解像度に準じます。

 
USB2.0高速インターフェース装備  
 

 PV700HCにはHi-SpeedUSB2.0インターフェースを標準で装備しています。長時間に及ぶ撮りためた膨大な映像データも、MAX480Mbps(理論値)の高速データ転送で、ストレスなくパソコンへのデータ転送が行えます。

注意1: 専用USBケーブルが付属いたしますので、必ずそのケーブルをお使いください。
注意2: パソコン側がUSB2.0に対応している必要があります。非対応の場合は、USB1.1のデータ転送速度(12Mbps)になります。

 
 
手元で確実操作、最強のオプション品有線リモコンの提供(別売)

 

 この有線リモコンをシステムに加えることで、PV700HCを中核とした情報収集システムのひとつの完成型を提案しています。ユニークなラインアップのSVR41シリーズひとつひとつの個々のコンセプトを最大限に引き出すべく、本リモコン+PV700HCの組み合わせは、他に類を見ない驚くほどの機動力と使い勝手の良さを体感できるでしょう。もちろん、汎用の12VCCDカメラにも対応している、最強のオプション品です。

注意1: 本リモコンによる操作は、PV700HC本体の電源のON/OFF、録画のスタート/ストップが可能です。
注意2: 他社製12Vカメラを使用の場合、すべてのカメラの動作を保証しているわけではありませんので、予めご了承下さい。
注意3: SVR-41シリーズCCDカメラと汎用12VCCDカメラは、排他使用となります。

有線リモコン
本体のON/OFF、録画/停止を制御できる超コンパクト(27×17×61mm)な有線リモコン。トップのキャップを開けると、12V用CCDカメラの接続端子(専用ケーブル付属)が装備されている。
 
 
 
 

先進の動体検知(Motion Detect)機能

 カメラが映し出すエリア内に、動きが発生するとその動きに反応(動体検知)して自動的に録画を開始しする機能を搭載。エリア内の検出感度(Motion Detect Level)を、High/Middle/Lowの3段階から選択可能。また、自動録画時間(反応後に記録する時間)は 30秒/1分/3分/5分/10分の中から指定できます。

ルートパス:メインメニュー→記録→Motion Detect→SET UP

スケジュール録画(スケジュールのプリセット)

 最大4イベントまでの日時を指定して、自動的に録画を開始させることができます。スケジュール録画待機中は、PV700HC本体の電源をOFFにしていても、指定したスケジュールに従って、自動的に電源が投入され、録画のスタート、ストップを繰り返します。

ルートパス:メインメニュー→設定→スケジュールのプリセット→時刻の設定→電源のOFF(スタンバイ)

注意1:スケジュール録画中はLCDも自動的にONになります。LCDを消灯させたい場合は、PV700HC本体のOff/TV/LCDスイッチをOff側に設定してください。
注意2:スケジュールのセット後、本機の電源をリモコンでOFFにした場合はスケジュール録画は始まりませんのでご注意ください。

 
<スケジュール録画の初期画面>
<録画予約設定画面>
<予約録画一覧画面>
@スケジュール録画の設定は、この画面から「スケジュールのプリセット」を選択する。メインメニュー→設定で上記画面に入る。 A次に、録画を開始したい時間と、終了したい時間を設定する。左画面@で、ENTERを押すと、この画面に入る。 B予約された録画スケジュールは、上写真のように、スケジュールのプリセット一覧画面で確認できる。有効な予約は頭のアイコンが映写機に変わります。
 
 

●タイムインサート(REC Date Time)機能の提供

  録画する画像に、日時を写しこむことが可能です。これにより、録画画像の証拠能力が格段にアップします。

ルートパス:メインメニュー→記録→Motion Detect→録画待機状態中にSET→REC Date Time→オン

注意:最初に本機の日時設定を正確かつ確実にセットする必要があります。

タイムインサート機能をONにしての録画中の画面。右上の録画経過時間以外の情報、タイムカウンター(左上)、日付(左下)、時刻(右下)の3つが録画画像に同時に写し込まれる。
 

多彩な再生モード(正逆に対応したスロー及び高速再生)の提供

 再生中にPV700HC本体もしくは付属のリモコンの十字キーの簡単操作にて、正逆高速再生及びスロー再生が楽しめます。
スロー再生は、1/2、1/4、1/8倍速、高速再生は、2倍速,4倍速、8倍速と選択できます。
スロー再生は、動画再生中に実行ボタン(ENTER)を一度押込んで再生画像を一時停止状態にしてから十字キーボタンを押せばスロー再生が始まります。

●映像を繰り返し再生できるリピート機能

 SD/SDHCメモリカード内の撮りためたビデオ映像を繰り返しエンドレス再生することができます。全てのファイル、もしくは特定のファイルを指定して、リーピート再生が可能です。映像検証や、プローモーション等に便利です。

●ビデオデッキ等へのダビングが可能なAV(TV)出力端子付

 本機には、AV出力端子(TV用)が装備されていますので、他の大型テレビなどに接続して本機にて録画した映像を見ることができます。もちろん、ビデオデッキやDVDレコーダーへのアナログ端子経由にてのダビングも可能です。

注意:アナログ端子経由でのダビングは、画質が劣化しますのでご注意ください。

NTSC/PALの両信号方式に対応

 日米標準信号方式であるNTSC方式の他に、PAL方式にも対応しています。ご使用になるモニターの信号形式に合わせて選択が可能です。

ルートパス:メインメニュー→設定→TV形式(画面2)→NTSC/PAL選択

注意:AV信号出力時のみの対応となります。外部入力時はNTSC信号のみの対応です。

●電池の消耗を防ぐLCDバックライトオフ機能

 常に液晶画面を見る必要のない場合、設定した時間になると自動的に液晶モニターを消灯することができます。これにより、バッテリーの消費電力を抑え、本体の駆動時間を延ばすことができます。

注意1:バックライトオフの選択時間は、なし/30秒/1分/3分から選択が可能です。画面消灯中にどれかのファンクションキーを押すと、自動的にLCD画面が復帰します。
注意2:手動にて液晶画面を消灯させたい場合は、本体サイドパネルのモニター切換えスイッチをOFF側に設定してください。

●バイブレーション機能で電池残量をお知らせ

 本体サイドパネルのバイブレーションスイッチをON側に設定しておくことで、現在使用中のバッテリーの電池残量が僅少になると、本体が微振動してお知らせしてくれます。予備のバッテリーと交換するか、現在使用中のバッテリーを再充電するかの目安とすることができます。

●大切なファイルを守るプロテクト機能

 撮りためた大切な動画ファイルを誤って消去したくない時に、誤消去防止のプロテクトがかけられます。これにより、大切なファイルを守ることができます。

 

●ファームウエアのアップデートの提供

 ポリスビデオ700HCを常に最新の状態にしておけるよう、ファームウエアのアップデートを提供しています。

 
ファームウエアのアップデート画面
 
 
 
 
<メインメニュー画面>
<REC Data Time機能>
<動画ファイル格納画面>
サイドパネルにある電源投入スイッチをONにすると最初に現れるメインメニュー画面。スイッチをRECまでスライドさせると録画が始まる。本機の各種設定はこの画面からだ。

タイムインサート(REC Date Time)機能をオンにすると録画時に記録された画面情報が再生時にも表示される。再生画面左上には、タイムカウンター、日付(画面左下)、時刻(画面右下)がそれぞれ写し込まれる。撮影時の日時情報を付加することにより映像検証時の証拠能力は格段にアップする。

録画したビデオ映像は、AVI形式にてファイル単位で時系列に整理される。ルートパスは、メインメニュー→ビデオ→MyRecord→上記画面。再生したいファイルを選んで、ENTERで再生が始まる。
 
<記録設定項目詳細画面>
<ストレージインフォメーション画面>
<特殊再生画面>

記録に関する詳細項目の設定画面。録画画質の設定、ディスプレー画面情報のオン・オフ、日付記録のオン・オフ、ディスプレーの選択、動体検知のレベル設定がある。ルートパスは、メインメニュー→記録→Motion Detect→録画待機状態中にSETで上記画面。

本機に現在セットされているメディア(SD/SDHCカード)の総容量と空き容量が表示され、メディアの交換時の目安として便利だ。 本機での2倍速逆再生画面の例。画面右上に×2倍逆再生の表示がでる。また、画面下には、再生バーが表示され、再生経過時間を緑のバーで視覚的に表示してくれるので、目的のシーンを探すのに便利に活用できる。
 
 
 
 
 
 
 
 
製品名 ポリスビデオ700HC
信号方式 NTSC及びPAL ※7
動画記録・再生方式 Mpeg-4/AVIコンテナ
液晶モニター 2.37インチ型TFT(thin film transistor)液晶モニター
動画記録モード

・Mediumモード(640×480、30fps)
・High(最高)モード(720×480、18fps)
・Low(良)モード(320×240、30fps)

動画撮影時間(8GB) ※1 ・Mediumモード 6時間48分
・High(最高)モード 8時間37分
・Low(良)モード 24時間21分
40分あたりのファイルサイズ ※2 Mediumモード ≒933MB、High(最高)モード ≒579MB、Low(良)モード ≒299MB
電源 3.7Vリチウムイオン充電池(付属)もしくは5V充電用ACアダプター(付属)
電池寿命 約2時間(SVR-41Nへの同時電源供給、付属バッテリー使用時)
記録メディア ※3 SD/SDHCカード16GBまで
撮影モード マニュアル/動体検知/スケジュール録画
Photo生成(ビデオキャプチャ)機能 ※6 あり
メニュー言語 日本語/英語/中国語
デュアルディスプレイモード LCD/外部TV切換え
タイムインサート(日付・時刻)機能 あり
特殊再生 1/2、1/4、1/8、2、4、8倍速再生(逆再生対応)、リピート再生、
オーディオリピート なし/ひとつ/すべて/ランダム
スライドショー機能 あり
TVout Adjustment OK

メディアフォーマッット

あり
動体検知録画時間 30秒、1、3、5、10分から選択
動体検知レベル High(高)/Middle(中)/Low(低)
動体検知エリア エリア選択なしで検知レベルのみ
ファイルプロテクト機能

あり

ストレージインフォメーション あり
設定既定値のロード(リセット機能) ※5 あり
入出力端子 USB2.0入出力端子/AV(TV)出力端子/SVR-41シリーズ専用入力端子/12Vカメラ用入力端子
有線リモコン(コントロール)端子 ※4 あり

Firmwareのアップグレード

OK
外寸 95×57×25mm
重量 130g(バッテリー含む、SD/SDHCカード含まず)
別売オプション品 外部電源DualVoltageHC、有線リモコン
 
 
 
※1:撮影時間は目安となります。被写体により著しく変動いたします。
※2:ファイルサイズは目安となります。40分以上を越える長時間録画を行う場合、ファイルは40分ごとに分割生成されます。
※3:SD/SDHCカードは付属いたしません。東芝社製、トランセンド社製、A-DATA社製のメディアについて16GBの動作確認をしています。それ以外のメディアについては未確認となります。
※4:有線リモコンはオプションです。
※5:本機の設定をすべて規定値にリセットした場合、メニュー言語環境は英語に戻ります。再度メニューから日本語に設定し直してください。
※6:Photo生成(ビデオキャプチャ)機能とは、録画済みの動画から任意の静止画(jpeg)を生成する機能です。
※7:AV(TV)出力信号時のみの対応です。外部カメラ(SVR41シリーズ及び12VCCDカメラ)入力時はNTSC信号のみの対応となります。
 
 
 
 
 

<PV700HC付属アクセサリー>

リチウムイオンバッテリー×2、イヤホン、TV出力用AVケーブル、USBケーブル、12Vカメラ入力用ケーブル、専用ACアダプター(5V2A)、赤外線リモコン(CR2025バッテリー付属)、ベルトポーチ、取扱い説明書兼保証書、映像機器注意書

注意1:製品ご購入後、開封時に必ず欠品がないかご確認ください。
注意2:SD/SDHCカードは付属しません。

付属品
 
 

※本製品の保証期間は、お買い上げ日から6ヶ月となります。
※ご使用の際は、付属の説明書をよくお読みになり、十分理解された上でご使用ください。
※本機に付属するACアダプター以外での充電はおやめ下さい。故障の原因となります。
※充電完了後、付属のACアダプターを本体に長時間繋げたままにするのはおやめ下さい。電池性能の著しい劣化をまねきます。
※他社製12VCCDカメラは、接続する機器によって制限が生じる場合があり、すべての機器にて使用できるわけではありません。
※仕様およびデザインは性能向上のため、予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。

 
 
 
 

 ポリスビデオ700HCを常に最新の状態にしておけるよう、最新ファームウェアをご案内するページです。最新ファームウェアの変更点ならびに、アップデートの方法をよく熟読の上、ご利用下さいますようお願いいたします。

注意: アップデータ(プログラムの書き換え)については任意(自己責任)となります。「ソフトウェア使用に関する許諾」をよくお読みになり、 自己責任の範囲において行ってください。

 
PV700HCFirmwareアップデートのページはこちらです。
 
 
 
 
 
 
 
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